好きなんだからしょうがない

ジャニーズの話をするブログ

2023年下半期現場

2024年もすでに2月後半。今更すぎるけど2023年の感想です。

 

 

 

ムーラン・ルージュ

帝国劇場が真っ赤な世界で異次元だった。扉の中はムーラン・ルージュの世界。クラクラしそうだった。大興奮。

望海さん演じるサティーン、最高にセクシーでたまらない!好きすぎる。絶対過去に戻りたくないからこそ公爵に気に入られようとして、クリスチャンの好意を拒否してしまうのが切ない。最初はただのおじさんくらいに思ってたけど、だんだんお金をちらつかせてきて、嫌な金持ちになってきた。そのくらいサティーンが魅力的で自分のものにしたかったんだろうけど。人なのにモノ扱いしないでほしいわ。後半はサティーンの苦しさ、クリスチャンのもどかしさが伝わってきて、こっちまで苦しい気持ちになっちゃった。ちょっと強すぎるくらいのクリスチャンのまっすぐな愛が、サティーンの心を動かしていてじーんときた。

楽屋がゾウの中なの、かわいいね。

それにしても、あの芳雄さんとダブルキャストなんて、翔真くんの成長っぷりが素晴らしくて泣いちゃう。歌声たっぷり聴けて嬉しかった!それにしてもチケット代高くないですか。もうこのくらいが普通なんですか…。

 

SHOWBOY

ふぉ~ゆ~の、ふぉ~ゆ~にしかできない作品。年々、成長が感じられて嬉しい。キャストやストーリーに変化はあるものの、作品としての面白さはいつも素晴らしい。テンポがよく、ほどよく笑いと感動が混ざって切ない気持ちになり、最後のショーではみんなで盛り上がれる。2時間という時間もちょうどよく、休憩がないおかげで集中して楽しめる。ウォーリーさんは天才。

今回は鳩の名前が違っていて、のちに繋がるのだけど、そこからエジプトが連想できなかった私は終演後に調べて納得した。小ネタが理解できないと悔しいし、置いて行かれた気分になる。反省。見習いくんの年齢、前よりさらに上がってなかった?これも本人たちの年齢に合わせているんでしょう。「もったいないことしようよ」が好きなセリフなので、なかったことも、悔しい!エンターテイナー歌ってるときのキラキラな二人、抱きしめたい。

大好きな作品なので、何回でも観たい。でも初演が恋しく感じてしまうこともあり、純粋に楽しめていないかもしれない、と思った。再演までのスパンが想像以上に短いので、数年後に再演してほしい。

 

SexyZone LIVE TOUR 2023 ChapterⅡ

暑すぎてしぬかと思った。本人たちもめちゃくちゃ汗をかいていて、MCでも暑いって話をしてた。自分が興奮しすぎて汗だくなのかと思ったけど、みんな暑かったよね。

今回は演出が大人っぽくなっていると感じた。最新技術なのか4人がバラバラにいるのに同じ面にいるみたいなやつ(説明へたくそ)とか、水とか、変わらずに女装したりだとか。かっこいいも、かわいいも両方揃っているので最高。ヒーヒー言いながらペンラ振ってた。曲も4人になっても変わらずにマリのことを思い続ける優しいお兄ちゃんたち。

体育館の中の蒸される暑さの中、最高のパフォーマンスをありがとう…。相変わらず勝利くんはこちらを見ませんでした。ドームも行きたかったな。

 

 

僕らの千年と君が死ぬまでの30日間

ステージが中央にあり、客席でステージをぐるっと囲うような構成だった。3人がそれぞれ自分の話をする。とわの能力の説明だったり、草介や光陰の幼少期の話だったり。話したいのに話せない。何も感じない。劣等感。様々な思いを抱える3人が出会い、日々を過ごしていく中で、気持ちが変化していく。そして、映画とリンクしているので、舞台はここで!?というタイミングで終わる。

シアトリカルライブというのが初めてで、なかなか受け入れるまでに時間がかかった。というか今でもよくわかっていないところもある。私の頭が固いせいで、頭のはてなマークがなかなか消えなかった。

久しぶりに観た文ちゃんの演技は好きだな、と改めて思った。文ちゃんと辰巳くんの相性がいい。辰巳くんもいつもと雰囲気が違うように見えてかっこよかった。

 

スリル・ミー

2021年はチケットを持っていたものの、直前で公演中止になって悔しかった。ようやく観劇できた。私が観たのは山崎松岡ペア。観劇後、他のペアも観たくなったのは言うまでもない。たった2人、狭い空間でたった100分。2人の罪も知っているし、動機だって知っているのに、ものすごく引き込まれた。2人とピアノだけの空間がすごくよかった。私が話す彼との真実。2人の関係は強く、そして脆い。たまたまこのペアは身長差があって山崎さんがものすごく大きく見えるので、彼が私にとっていかに大きな存在だったかが見えて面白かった。

今度は広大くんの踊る姿が観たい!

 

チョコレート・ドーナツ

悲しい結末なのは冒頭の時点で察していたけど、思い切り泣いた。顔真っ赤にして帰った。

世の中はいつだって少数派に厳しい。愛してくれない家族より、愛してくれる他人のそばにいたい。それは誰だってそうだろう。家族だから一緒にいるべき、そんなことはないと思う。血縁関係ってこんなにも”有利”なのか、と悔しくなった。彼らの愛情が伝わっていたからこそ、マルコは施設を抜け出した。会いたかった、もう一度一緒に暮らしたかった。それだけだったと思う。

きっと、ずっと苦しかったから、ルディが「ここにいていいよ」と安心する言葉をかけたとき、嬉しかったに違いない。3人で暮らすことが、楽しくて仕方なかったはず。マルコの気持ちを素直に聞いて、彼らのもとで一緒にいたれたら。どうしようもないやるせなさが残った。彼のため、なんて言って、本当は「これが普通だから」が答えなんだろうな。守るための選択のはずだったのに。2人は決して間違えてなどいない。世の中が少しでも変わりますように。

 

OUT OF ORDER

中村倫也さん見たさにチケットを取ったのだが、いいコメディだった。どう考えてもリチャードが原因で悪い。振り回されまくるジョージ。かわいそうだけど、リチャードのために頑張るジョージが愛くるしくて良かった。繰り返される無理難題にちゃんと応えていてえらい。観てる側はすべて知ってるから自然と笑いが起きるし、全員がうまくすれ違ってたくさんの勘違いが生まれる。積み重ねすぎてもはや意味のわからない嘘も笑える。スピード感もよく、早すぎてついていけないこともなかった。

最終的にうまいことまとまって、めでたしめでたし。ただしリチャードはちゃんと反省しな!

 

ENTA!6

12月はENTA!の季節ということで、今年も無事に開催されてよかった。というかもう6年目なことにビビる。ゲストなしの回だった。

コントは公演ごとに役をチェンジして(今回は性別)演じるので面白いが、元の形の正解が分からないので困る。台詞があってるのか間違えてるのか、まあコントなのでそこまで気にしなくていいんだろうけど。たまにめちゃくちゃになるので、ほどほどにしてほしいと思っている。本当、毎回役を変えてすごい。4人でのトークは本当に楽しくて(自分がオタクだからかもしれないが)、微笑ましい。私が入った回はマツが移動車の助手席に座りたがる話があり、本人いわく「長瀬くんがやってたから」とのことだったが、3人ともそれを知らなかった。マツの縄張り意識が高く、3人がやさしく見守っていることが分かり、かわいいと思った。

友近さんから曲を提供していただいたり、E4Yをジャズバージョンにしたりと、歌の幅も広がっている。オリジナル楽曲が増えると、嬉しい反面、欲が出てきてしまう。音源下さい。どんどん伸びるふぉ~ゆ~。やっぱり歌って踊ってる姿が一番好きだなと再認識した。

 

KinKi Kids concert 2023-2024~promise place~

今年も行けて嬉しいキンキキッズ!冬が近づくたび、お知らせを心待ちにしていたので、開催されて安堵した。今回はいろいろあったからなのか、いろいろギリギリだったように思う。ペンライトのみのグッズ(しかも名前のみ)、グループ名のみの銀テープ、副題が決まるのもギリギリだったそう。仕方ない。でもアルバムが出てから3日でコンサートは早すぎる。やってくれるだけありがたいんですが。

高級車に乗って登場したかと思えば、シュレーディンガーのイントロが鳴ってぶち上がり。かっこよすぎて痺れた。新鮮にドキドキしたし、騒げて嬉しかった。個人的には客席がPになっていなくて残念だったけど、あれ大変だもんな…。車のおかげで近くに感じられたので、ノープロブレム。2人のMCはずっと楽しいし、

 

 

 

2023年はペースを落としてほどほどに遠征、観劇できたと思う。体力はどんどん落ちている。自分の都合で申し込み自体を諦める公演があって、昔の自分なら悔しすぎて泣いていたと思うが、冷静に今回は見送る!と思えた。2020年以降は日帰り遠征だし、複数回観れないことが増えた(シンプルに諸々の値上げがしんどい)。1回だけじゃ満足でいないことが多いので、お金と時間が許すなら何回も観て楽しみたい。

 

2024年はSHOCKのことをたくさん考える1年になりそうです。

相葉くんの好きなところ

ここ何カ月か、溜まった雑誌の自炊作業をしている。紙で残しておきたいだの、せっかく買っただの言っていたが、量が多くて部屋を占領し始めた。せっかく電子化するなら管理しやすいように雑誌ごと分けて、検索もできるように…などと思っていたが面倒すぎたため、スキャナで読み込んだまま放置している。ちゃんとやりましょう。

 

その自炊中に、相葉くんの好きなインタビューが出てきた話をする。

 

+act.mini. vol.7 2009年12月号

ドラマ「マイガール」のインタビュー。

 

ーうん、絶対そうだと思う。(中略)この人は人を絶対に不愉快にさせないんだろうなぁって、本気で思ったよ。
「そう…?全然意識してないな。ただね、俺…自分で思うんだけど。あのね、一番いらない感情が”嫉妬”だと思うの
ー素晴らしい。その考えには、いつたどり着いたの?
「どうだろう?わかんない。でも…一番いらないと思うなぁ」
ー嫉妬がモチベーションになることもあるし、そういう人もいるだろうけど…
「俺は全然モチベーションにならない」

 

この記事を読んだとき、衝撃を受けた。嫉妬が一番いらない。私は南キャンの山ちゃん並みに嫉妬心が強い。自分になくて他人にはあるものがうらやましく、ねたんでしまう。嫉妬したくない、と思ったことはあるが「いらない」と思ったことはなかった。いらない感情って捨てていいんだ。

芸能界って嫉妬の渦だと思っていた。商売道具は「自分自身」なわけで、そこで平和主義を発揮したら生き残れないのでは?ガツガツと勝負していく人がメディアに出て活躍しているのでは?そんな風に思っていたが、相葉くんはそうではなかったのだ。

実際、テレビで見ていても「負けず嫌い」なところはあるけど、他人に対してどうこう言っているのは聞かない。相葉くんからは平和な、やさしいエネルギーが放たれているように感じる。それは彼自身が素直に「嫌なこと」を思っていないのではないか。

 

-相葉ちゃんのモチベーションは何?やっぱり、”ドキドキ”とか”楽しい”?
「そう。わかんないけどさ…結局、ご飯食えればいいじゃん。人って。それにどんどん色をつけてるだけだからさ…なんだろうなぁ?楽しみたいわけよ」
-うんうん
「で、結局この先、死ぬことは分かってるしさ、嫉妬してる時間とかさ…そんなの、全然いらないもん。自分はね
-そんな無駄な時間はいらない。
「うん。無駄だし、それがゆえに人間関係が崩れて行くのも嫌だし。「だったら俺はいいや」っていうのを…言えるかな」

何かを読んだときにも同じようなことを言っていた気がする。相葉くんの思考って極端だと思う。行きつく先は。ご飯食べられたらそれでいい。なるほど…。自分は先を見据えたときに死はすごく遠くにあるものだと思っていたので、ここでも相葉くんの考えに驚いた。

人生に自分で色を付けくわえて生きていくなら、嫉妬なんかいらない。揉めるようなこともいらない。すごく、すごく素敵だと思った。いるもの・いらないものを自分で判断して、捨てて、拾って、自分の人生にする。生きるってそういうことの連続。彼はそのときに、嫉妬を捨てたんだ。いらないから、必要がないから、テレビで見ていても「嫌な人」に見えないのだ。

でも相葉雅紀は…その”価値観を変える人”だと思う。その真っ直ぐさで。
「別に、人生ナメてる訳じゃないんだけどね…」
わかるよ。世の中がごちゃごちゃと飾りすぎてるのを知ってるんだよね。もっとシンプルでいいってことをわかってるというか。
「そう!もっとシンプルでいいんだよ。シンプルにいきたいんだよね、俺は」

シンプルにいこう。

もっと単純に物事を考えよう。そう思った。

相葉雅紀という人が、より好きになったインタビュー記事。この先、何度も読み返すだろう。

 

さて、残りの自炊もがんばりましょう…(終わりが見えません)。

2023年 上半期現場

早いもので今年も残り半年。少しずつ規制が緩和されて、以前のような生活に戻りつつある。が、私の舞台を観たいという熱は、この3年でほとんど消えてしまった。かといって完全になくなったわけではない。

ほぼジャニーズ関係ない舞台ですが、どうぞ。

 

 

リトルマーメイド

人生初の劇団四季。普段見る舞台とはチケットを取る段階から違っていた。平日と休日では料金が違い、子供用の料金も設定されている。一律S席(しかも当日発券)で13,000円取られるのとは訳が違う。今後導入してほしい。

リトルマーメイドってどんな話だっけ?王子様に恋をした人魚姫って最後どうなるんだっけ?くらいの知識しかなかったけど面白かった。アリエルが本当に海の中を泳いでいるように見える演技が素晴らしい。海を自由に、楽しそうに泳ぐアリエル。いつも一緒のフランダーが絶妙にかわいい。人魚の足?歩きづらそうなんだけど、みんなうまいこと歩くんだよね。すごい。アリエルパパはいつもなめらかにすーーっと泳いでくるのが印象的だった。アースラの足の動きもぬるぬるしていて、人の手で動かしていることを感じさせなかった。アースラの負のオーラというか、地の底から這いあがってくるような恐ろしさがよかった。映像ではできることを、舞台だと簡略化したり端折ってしまうこともあると思うけど、それを工夫して乗り越えて観る人を楽しませている。これが劇団四季。作り込みがとにかくすごい。波とか船とか、細かいところまで凝っている。

アリエルの楽曲もいろいろで楽しい。キレイで透き通った歌声が心地いい。唯一知っているアンダーザシーではテンション爆上げだった。リトルマーメイド知らない人も知ってる楽曲。魚たちもたくさん出てきてステージもめちゃくちゃカラフルで盛り上がっていた。

満足感がすごくて、しばらく良かった~としか言えなかった。寒かったけど心はぽかぽかで帰宅した。

 

ハリーポッターと呪いの子

こんなに長く公演をやっているとは知らず、観るのを諦めていたが、まだまだ続いているので石丸ポッターを観劇。魔法にかかったみたい!と前評判がすごくよかったので、期待していた。期待通り、いやそれ以上に素晴らしかった。舞台を観ただけなのに魔法を観ることができた。貴重な体験だった。キャストで全然印象変わりそうなので、機会があれば藤原ポッターも観たい。

ハリーポッターは知っていて見たことはあるが、そこまで詳しくなかった。というか登場人物の名前と、あらすじをなんとなくしか覚えていなかった。パンフレットにこれまでの歴史が書いてあって安心した。それでもざっくりしか頭に入らなかったが、何も問題なかった。多分詳しい人には嬉しい小ネタとかもたくさんあるんだろうなと思った。でも聞きなれないカタカナばっかり出てきてちょっとだけ混乱したので、予習しておくに越したことはない。

ハリーポッターの子供が主人公。声も聴きやすく、この子がよかったおかげでストレスなく観れた。大人になるための階段の途中で、もがいているところにかかる周囲の期待。父が「あのハリーポッター」なおかげで苦しんできた。彼の起こす行動は、結構な大ごとになってしまうけど、彼なりに考えて考えて、出した答えがあの行動なのだと思う。勝手な行動はよくないけれど、この期間に成長が見えてずっと応援してた。大丈夫、みんながついてるよ!みたいな。最終的に元に戻って安心した。

あと本当にお金かかってるな~!って思った、この舞台。あの水はどうなってるの?すごい。チケット代もすごい。でもA席は全体が見えるし特に不便に思うところもなかったので、問題なし。

 

RENT

2年前に出会った最高の作品を、今年も観ることができた。前はコロナの影響があり公演中止になり、完走できなかった。今回はみんな笑顔で終えられてホッとしている。前回は理解が追いついていないところがあったにも関わらず、自然と涙が出て、自然に拍手していた。おかげで最終の新幹線を逃して帰れなくなったが、今回は少し余裕をもって観ることができた。それでもやっぱり感動して泣いたし、帰りは結局ギリギリになった(間に合ったけど)。

相変わらず背が高くスタイルよすぎる翔真くん。かっこよかった。花村くんは初めてちゃんと観たけど、すごくよかった!ロジャーとマークの身長差たまらない。一見、合わなそうに見えるのにこの2人の信頼感すごい。ミミのパフォーマンスも、エンジェルも、モーリーンも最高だった。観ているこっちも楽しくなって、ドキドキして、この空間を共にしている感じが最高に楽しい。パワフルで、強くて、でも弱いところもあって。今、ここで生きている、それだけなのに、それがすごく胸を打つ。熱い。胸の奥の方がぎゅっとなり、生きていることに全力になる。胸が高ぶるってこれのこと。うまく文字にすることができないこの気持ち、RENT観たらきっとわかる。

 

笑の大学

どうしてこんなにも面白いのか。たった2人。同じ場所。同じような会話。構成はシンプル。三谷幸喜だから面白いだろうな、くらいの気持ちで観に行ったのを後悔した。すっごく面白い!

2人の会話のテンポも気持ちがいい。どうにかして上演させたい椿と、何でも突っぱねる向坂。最初は最低なやつ!と思った向坂がどんどん椿の脚本にハマっていく様が面白い。劇がロミオとジュリエットなのがいい。どういう話か想像がつきやすい。誰も置いていかない。明日はどうなるんだろうとワクワクさせてくる。前日のやり直し箇所を想像を上回る面白さで返してくる。とにかく喜劇にしたい、というかなってしまう椿。舞台作家ってこうやって作品を作っているのかな、って思うとそれも楽しい。あんなに堅物だった向坂も次第に椿にハマっていく。引き込まれていく。最終的に一緒に演じてるところ、最高だった。ノリノリな向坂がかわいい。もう堅苦しいことやめて、みんなで笑っていようよ。「お国のために」って必要?少しくらい、楽しいことがあったっていいじゃない。まっすぐな情熱が人を動かす。それをひしひしと感じた。

ラストは正直予想していなかった展開だった。楽しいままだと思ってたから、残酷だ、と思った。でも、最初からそうだった。ああ、しんどい。カラスの話、なんとなくでしか聞いてなかったけど、あれは大事な話だった。公演後、誰かと話したくて仕方なかった。

ジキルとハイド

ずっと見たかったのでようやく見れるのが嬉しかった。先月も石丸さん見たばっかりなのになって思ったけど、この人次の日は東京でハリーポッターになってるんだよな。どう考えてもおかしくない???

物語はなんとなくわかっていたけど、舞台として観るのでは感覚が違う。ハリポタは歌がなかったけど、今回はミュージカルなのでめちゃくちゃ歌う。歌がうますぎる。当たり前だけど。あとで石丸さんが57歳だと知ってマジでびびった。こんなパワフルに歌うのに!?ジキルとハイドの演じ分けもすごかった。圧巻だった。全身で石丸幹二を浴びたような感覚。

ハイドの面は自分で認めていなかった感情なのかな。だからこそ、ハイドが出てきて自分自身も恐ろしいと感じたのかも。本当は教授たちのこと、殺したいほど憎んでたって気づかなかったのかね。ハイドが自分だとわかっていて、ルーシーに逃げるようにうながすのは切なかった。ジキル自身がハイドを抑えきれないって分かっていたからなんだろうな。ていうかルーシー、セクシーでかわいすぎる!ショーのシーンはずっと観ていられると思ったし、もっと観たいと思った。そのあと、店のオーナーにモノ扱いされていて私がキレそうだった。最後までジキルのことを信じていたし、この人だったら、って思っていたことも切ない。ジキルに伝わっていたはずなのに。愛しい存在を守れなかったジキル。最後は最愛の妻を傷つけないための決断。どうにかならなかったのか、と思ってしまうけど、これはどうにもならなかった。自分自身で「試した」結果がこうだから。

二重人格がテーマだけど、自分も2人の人間に分断されたらどうなるんだろうと考えた。ジキルが考えた善人だけの世界にはならないよな~。私も仕事しているときは基本話さずおとなしくしているけど、家に帰ればずっとしゃべっているのでジキルとハイドみたいになりそう。恐ろしい。

 

endless SHOCK

ショウリ本編。ヒロミツは結局一度も観れなかったのを悔やんでいる。正直それぞれの本編とeternalを観て比べたり考えたりしたかったけど、もちろん4公演分行けず。きっちり記録として残したいと思うと2回は観たいし…なんて無理なんですがね。

コウイチは基本変わらないとして、ライバルやリカが変わると見え方が変わるのがSHOCKの楽しいところ。今回は演出も違うところがあった。コウイチの登場とか、リカとオーナーの歌とか。体感的に殺陣の時間も減っているように感じた。今回eternalは観てないけど、やっぱり本編が好き。本編でおなか一杯になる。

とにかく安達くんがかわいい。それに尽きる。松倉くんに出会ったときのような衝撃でずっと追いかけてしまった。これが恋ですか。ショウリ越しにずっと見てた。ステフォ買ってしまったよ。笑顔がたまらなくかわいくて、幕間でめちゃくちゃ調べたもんね。

リカは思っていたよりも年が下に見える。キレイ。元気なリカってよりしっとりリカ(うまく言えない)。ショウリとリカは同い年のカップルに見えて、憧れのマドンナのリカちゃんという感じがしなかった。逆にコウイチと並ぶと年齢差あるな~と。実際年齢差ありますが。コウイチがすべてで、居ないとどうしていいかわかんないし…って感じがよかった。

ショウリは前回よりリラックスしているように感じた。勝利くんの中のショウリが出来てきたのかな。良いです。コシオカとマツはいつも通り。安定のバランサーで、安心して観れる。ハラは相変わらずゴツくて存在感バリバリだった。どんどんいい男になる。光一さんは絶対しんどかったと思うので無理しないでください。いつも最高のエンタメをありがとうございます。

まだ言うか、という感じですがタツミがまた出るの待っている。観たいのでお願いします。そろそろふぉ~ゆ~も卒業だと思っているけど。

 

 

 

振り返ると遠征のペースがガタ落ちしている。ジャニーズの話をするブログなのに全然していないじゃないか。

行きたい気持ちを最優先して駆け回っていた時は楽しかった。あの時は不安も焦りもなかったが、今は年齢を重ねって少しずつ現実と向かう時間が増え、冷静さが上回ってしまう。高騰するチケット代、遠征費、グッズ代…。しかし最高の作品に出会えたときの興奮とワクワクは、いつまでも私のエネルギーとなってくれる。回数は減ろうとも、この趣味は辞めたくない。