好きなんだからしょうがない

ジャニーズの話をするブログ

三十路までJr.だった男たちの話

 私が三十路までJr.だった男たち、もといふぉ〜ゆ〜しっかりと認識したのは2017年2月19日のおしゃれイズムだった。

 

「いろんな先輩から「あいつらすごい」って可愛がられてるのに、売れる気配がないヤツらがいるんです」


この日ゲストの生田斗真から一押しの後輩として、そう紹介された4人。どこか昭和風な決めポーズを決めて出てきた。ふぉ〜ゆ〜というグループがあることは知っていたが、写真ではなく動いている彼らを見たのは、たぶんこのときが初めてだった。

 

「先輩たちから引っ張りだこで忙しいんです、彼ら」

「ダンスがすごいんですよ!」

と、斗真に言われ披露した雨のMelody。なめらかで、しなやかで、かっこいいダンス。このときの私はその後の斗真が踊っていたのが印象的で、そこばかり繰り返し見ていた。そう、このときは彼らに少し興味が出たものの、やはり斗真しか目に入っていなかったのだ。

 

その後の私は、彼らのことをよく目にするようになる。きっかけはKinKi Kidsわ〜〜キンキにハマったら次の沼が見えた!

彼らのコンサートDVDを買うとふぉ〜ゆ〜がいる。バックで踊っている4人組がいる。見たことがある4人組だ。調べてみたらずっと前からジャニーズにいて、舞台にも出て活躍しているらしい。4人とも名前に「ゆう」がつくからふぉ〜ゆ〜。*1 年齢は全員30歳(当時)と、そこそこいっているのに、ジャニーズJr.。あのとき気に留めなかった彼らを、キンキを通じてまた興味もちはじめていたのだ。

 

そこからはとても早かった––––

 

 9月に梅田でSHOCKを見て辰巳雄大に興味をもつ。*2 そして彼らが4人で作った舞台「GACHI」をやっていると知って、すぐにチケットをとった。なぜかわからないけど今すぐ見なきゃ、と思った。もうすでに東京での公演を終えていたことを知らなかったので、行けそうだった大阪公演へ。

 

感想としては、すごく楽しかった。大阪までいってよかったと思った。

GACHIで見せてくれた姿は紛れもなくふぉ〜ゆ〜そのもので、彼らがやりたいことを自分たちの方法で見せてくれた。今まで彼らが学んできた知識や培った経験、ダンス、ステージの魅せ方。ふぉ〜ゆ〜が舞台を作るとこうなる。これが「ふぉ〜ゆ〜のやり方」なのだと。まさに全力のエンターテインメント。ダンスで魅せて、喋りで笑わせて、最後には感動させてくれる。心が揺さぶられた。彼らは間違いなくエンターテイナーだと思った。

 でも、空いてる席がちらほらあるのを見て寂しく思った。こんなに楽しい公演なのに。

 

もったいない。

非常にもったいない。彼らを秘密兵器なんかにしないでもっと前面に押し出すべきだ。

 

ふぉ〜ゆ〜は最高だと!!!

 

彼らのことをみんなに知ってほしい!!!

彼らは魅力的なグループなのだと伝えたい!!!

 

 

 

 なぜ私がこんなにふぉ〜ゆ〜の話をしているのかと言うと、それは1月29日発売の週刊スピリッツ、
「ふぉ〜ゆ〜 〜三十路までJr.だった男たち〜」を読んだからである。

是非手にとって買って、中を読んでほしい。

ふぉ〜ゆ〜ってどんな人たちなのか、どんな道を歩んできたのか、彼らが何を思っているのかが詰まっている。正直こんなに読み応えがあると思っていなかった。とにかくぎゅっと内容が詰まっている。レスリー・キーさんが撮った写真もふぉ〜ゆ〜らしいと思うし、かっこいいし、やっぱり最後には笑顔にしてくれる。彼らの魅力がたった数ページなのに、ぎゅうぎゅう詰まっている。

 

入所して20年。「今まで過ごしてきた時間で無駄な時間なんてない」と語る。でも彼らが歩んできた道はまっすぐとは言えない。20年もいればいろんなことがあっただろう。辞めてしまう仲間、次々にデビューする同期・後輩を見て、どういう気持ちで過ごしてきたんだろう。もちろんわかるはずもないし、知ったところでどうしようもないのは百も承知だ。でも彼らにとってはそれが必要で、大事な"経験値"なのだ。

先日、舞台「ぼくの友達」で初めて主演をすることになった辰巳が「遠回りしてきたなんて思ってない」と言った。入所して20年、年齢は31歳。周りから見てみてたら「遅い」ことも、そんなことが大事じゃない。「やりたいことが実現できたことが大事」だ。辰巳は3人芝居がしたい、青山クロスシアターで芝居がしたいと以前より口に出していたらしい。それが叶ったのだ。それを実現したことが、辰巳にとって大事なことだ。

 

決して無駄なんかじゃない。夢がある。やりたいことがある。そのために頑張る。

それを言える彼らのことを応援したい。

 

 

 彼らはただのバックダンサーでも、舞台俳優でもない。

ふぉ〜ゆ〜というアイドルだ!!!!

そう大声で言いたい。 

 

 

そしてスピリッツには生田斗真主演の映画「土竜の唄」の原作漫画作者である、高橋のぼる先生がふぉ〜ゆ〜を描いてくれている。そして斗真からのコメントも載っている。大変貴重で、ありがたい。きっとスピリッツにこういう特集が組まれたのも、斗真繋がりだったのだろう。スピリッツさん、斗真、ありがとう。

 

知れば知るほどふぉ〜ゆ〜は魅力がたっぷりのグループ。

私の言葉より、スピリッツを読んだ方が早い。ふぉ〜ゆ〜をおすすめしたくて書いたはずなのにふぉ〜ゆ〜に関する情報をまるで書いてない。けど書いてくれてるお姉様たちがいるので「はてな ふぉ〜ゆ〜」で検索をかけてほしい。

 

 

福田

越岡

辰巳

松崎

この4人がふぉ〜ゆ〜(4U)。

 

興味をもった方は是非スピリッツ買って読んでみてね! そしてふぉ〜ゆ〜のことをもっと知ってね!アーイ!

読んでくれてサンキューサンキューで〜〜す!!!

 

*1:ゆうの漢字が全員違うところが最高

*2:「SHOCKを初めて観た話」参照

勇敢じゃない私に

会社への通勤で電車を使うのだが、家から駅まで約30分歩いている。私はこの30分、歩きながら音楽を聴くことにしている。買ったCDはとりあえずiTunesにぶちこんでそのままにしがちなので、歩きながら曲をシャッフルしてかけている。耳に覚えさせるためだ。

 私はこの時間がすきだ。すきな曲が流れてくればテンションが上がるし、全然知らない曲が流れてきたらちゃんと聴こうと思うし、知ってる曲でもここいいなあとか改めて聴いてみて、新たな発見ができたりする。

 

先日、仕事で小さなミスを重ねて落ち込んで帰っていたときも、シャッフルにして音楽をかけた。

流れてきたのはKinKi Kidsの「勇敢な君に」だった。

 Lアルバムは買ってはいたけど全然聴いてなくて、どんな曲だったけなあと思いながらなんとなく聴いていた。なんとなく、だったんだけど、私は聴きながら泣きそうになっていた。 

 

 

まずイントロの音を聴いて不安になった。決して嫌ではないけど、心地の良くない音。 嫌じゃないんだけど、はあ〜〜落ち着く!という音じゃないから、そわそわしてしまう。そわそわ。そんな音。説明下手くそか。

 

返事がないね 君の心

僕の声とどくの?

待っていたんだね ドアを開けて

言ってほしいんだね 大丈夫と

 

い、言ってほしい〜〜〜!!!!!

剛くんの優しい声で、言ってほしいんだね、なんて言われたら素直になってしまう。言ってください。大丈夫の一言でいいんで。

そう、本当は不安で怖くて、自分のことを信じられなくなってダメになりそうだった。落ち込んでた。失敗ばかりで仕事がうまくいかなくなって、周りから認められなくなっている気がして。一度ミスをすると、なんでこんなところまで?となるような小さい誤字や勘違いがどんどん増えてしまう私は自分が怖くなっていた。自分で大丈夫と言い聞かせていたんだけど『大丈夫だよ』って、自分以外に言ってほしかったのかもしれない。

 

 

勇敢な君に会いにいくよ

心よ強くあれ

 

私は全然勇敢じゃない。そして弱い。現にこうして小さなミスを引きずるし、上司に強く言われたら言い返せない。自分から前に行けない。

ああ、誰かに背中を押してもらうのを待っていたんだな。「大丈夫だよ」って、言ってほしかった。そう気づかせてくれた。メンタルにきてるの〜〜!つよしく〜〜ん!!と泣きそうになった。

 勇敢なき〜みに〜〜の2人の声、たまんない。

 

 

もうこれ以上進めないなら

二人で引き返すのさ

 

このフレーズめっっっちゃすきなんですけど!!!なんて優しい言葉なんだろう。進めない?いや進める進める!いけるって!!じゃないんだよ。進めないなら、二人で引き返そう?なんだよ。もし二人で歩いていて、ひとりが立ち止まったらもう一人は先に進んでしまう。一人になってしまう。だから二人で「手を繋いで」引き返そう、なんだと思う。君が辛いなら、立ち向かえないなら僕も一緒だよって。

 

言葉のチョイスがすっごく素敵。すっごく。私はひとりじゃな〜〜い!光一くんと時間を長く過ごしたわけじゃないし友達でもないけど!

 

勇敢な君に愛を贈るよ

明日も強くあれ

 

「明日も強くあれ」と背中を押してくれる。強くあれ。強がれじゃないけど、自分で言い聞かせるのって大事。励ましてもらったあとに自分でも自分のこと励ますのと同じだよね。自分自身に立ち向かえる勇気があることが、勇敢なのかもしれない。自分には、負けちゃいけない。

僕が愛を贈るよ、大丈夫、明日も頑張ろうねって聴こえる。そう聴こえるの私の耳は。

 

 

 

2人の歌い方なのか、なんだか聴いていて心地よかった。消え入りそうで儚い感じがするのに、グッとくる。2人の声が心地いいと思うのはしょっちゅうだけど、心がダメになりかけているときに聴くと余計に感じる。KinKi Kids最高か〜〜!!!!!

 

 

人間だしミスはする。失敗する。落ち込むこともある。でもそのままじゃいけない。立ち止まるのもたまにはいいけど、ずっとはダメだ。

 

 勇敢じゃない私に、大丈夫と言ってくれる歌から元気をもらう。生きていける。

明日も音楽から元気もらおう。

 

ちなみに「勇敢な君に」は次の日から私のお気に入り曲になったよ。

SHOCKを初めて観た話

 9月16日、光一くん主演の舞台「Endless SHOCK」を観に大阪へいってきた。その話。記憶があるうちに感想を書きたい。感想というかもはや日記に近い。

 

まず公演を観る前に、隣のビルのタリーズにて光一スペシャルを頼む。これがしたかった。メニュー表のチョコリスタが見つけられず、まあ普通に口頭で言えばいいものの、テンパってしまった私はTwitterの画面を見せて注文した。そしたら「ありますよ!」と言ってもらい無事に注文できた。しっかり「光一スペシャル」と容器に書いてくれたお兄さん、ありがとう!一緒にパンケーキも食べて腹ごしらえした。18時から約3時間何も食べれないのだから、お腹がしんどくなる前に食べられてよかった。

 

17時開場、そしてグッズ購入。買うものは事前に決めていたので、並ばずにすぐに買うことができた。しかし問題があった。それがポスターだ。でかい。何よりでかい。持ち帰るのも大変だし、何度もカバンから落としてしまい、大きくてキャリーにも入らなそうだった。実際入らず、どうしても折り目をつけたくなくて泣く泣く郵送した。正直無駄だったと思う反面、折らずに手元に来るのだから惜しくはないとも思う。これからはサイズを把握してから購入すると決めた。(後日郵送したポスターが届いたのだが、何度も落としたせいで少し線が入っていて残念だった)

私が行ったあとの17日からなんとステージフォトが発売されてた。なんですと〜〜!?と買いに行くか迷った挙句、まだ大阪にいたのをいいことに買いに行った。まさか2日連続で梅芸に行くとは。ステージフォトの存在を知らずに次の日帰っていたら後悔していただろう。もう次いつこういう機会があるかわからない。17日は公演時間中に買いに行ったから人もいなくて、存分に写真を選べた。ここで私は、辰巳くんのフォトを買った、買ったのです。貴族探偵以来、気になっていた辰巳くん。KinKi Kidsのコンサート観ながら後ろのふぉ〜ゆ〜をチラチラ確認していたんだよ辰巳くん。今回のSHOCKが辰巳くんと越岡くんだと聞いたときからそわそわしていたくらいだったんだけど。辰巳くんめちゃくそかっこいいじゃん。買うわ。光一くんの写真はどれにするか迷ったけど(それでも6枚中4枚購入した)、辰巳くんはすぐに決めてしまった。 こわいね、オタクこわいね。

 

そして18時。開演。ブザーが鳴って私の心臓もどんどん高鳴っていった。始まって光一くんが出てきたんだけど、そこからもう、私は堂本光一しかりコウイチに釘付けになっていた。光一くんなんて生で見たら眩しくて目が潰れてしまうのでは?と思っていた。実際潰れそうだった。双眼鏡越しでも光一くんはキラキラ輝いていた。

一言でまとめられる。堂本光一はかっこいい。

 

 どんな衣装を着ていても、その衣装の煌びやかさに負けない光一くんの美しいお顔。どんな踊りでもかっこよく踊るその姿。すごい、すごい。衣装ってステージで映えるようなものを着ているから、当然キラキラのビカビカなわけ。どのコンサート衣装でもギラギラの装飾付きの目立つ衣装あるじゃない。あれ。ああいうのを着て、光一くんが歌って踊っているわけなんだけど、なんて綺麗なんだろうって思った。とにかく綺麗なの。美なの。今までなんとなく王子スタイルだなあ、なんて呑気に見ていた衣装は「踊りを綺麗に魅せるため」の衣装だったのだ(きっとそう)。腰にひらひらがついてたり、コルセット巻いてたり、丈の長いジャケット着てたり。こういうのを着ていると、ターンしたり、大きい動きをしたりしたときに動くの。あれ、このためなんだって思った。本当に綺麗で、美しい。あまり言葉で伝えるのうまくないからちゃんと伝わっているかしら…。

あと、光一くんの生声感動した。あ〜〜今歌ってらっしゃる!!!とか興奮しきっていたけど、舞台観ながらジタバタできないから何かを噛み締めてメモをしていたんだおう。なぜかというと「生声ヤベエ」とのメモが残されていたので。事前にサントラを聴きまくっていたので、イントロが流れると「お!このシーンか!」と1人で興奮していた。よかった聴きまくっていて。歌声の他にも今まで聞いた事ないような光一くんの声も聞けた。怒号というのか、怒り、憤怒、すごい声だった。正直怖かった。恐怖の感情で間違いない。内くんの声もすごかった。ウチの迫力が半端なかった。対立して言い合うところとか、懺悔するところとか、観てて苦しくなるような場面が何度かあった。それがとても大事なシーンとわかっていても。

その前の「ダサいウチ」めちゃくちゃ面白かったのに。同じ人たちが演じていると思えないくらいだった。カンパニーのみんなで集まって歌っているところとか、本当心底楽しそうで。みんなニコニコしていて。かわいかった。リカに一生懸命アピールするウチと、コウイチについていくと決めているリカ。周りのタツミたちがウチをいじるのが面白かった。がんばってウチ!

すごく楽しみにしてた階段落ち、落ちるとわかっていて泣きそうだった。心の中で「コウイチ〜〜〜!!!!!」と叫んだもんね。光一くんがコウイチを演じているとわかっていてもすごく心にズドンときた。本当、よく怪我しないね。光一くんってやっぱり超人なのかな。それと一緒で心配しながら観ていたのが、ずっと観たかったフライング。はしごを渡るところもドキドキしながら観ていた。釘付けとはまさにこのことか、と。終始ドキドキしっぱなし。麗しいフライングだった。飛び方もさることながら、顔が。そう、顔が。

 感想はこんな感じ。思ってることだーっと打ち込んだので、文章として成り立ってない気がする。私からは以上。

 

堂本光一が魅せる「Endless SHOCK」の世界でコウイチが生きていた。すごい、すごかった。

これが「エンターテイナーの堂本光一」だ。 

 

終わってから、早く帰らねばと早々に席を立ったものの、退場が想像以上にスムーズで、多少立ち止まったりしたが全然苦じゃなかった。やっぱりコンサートとは違うんだな。会場も違うから当たり前なんだけど。よかった。あと会場は思っていたより寒くなかった。ちなみに台風の影響があるかなって思ったけどそこまで雨も強くなくて帰りには止んでいて無事に帰れた。いやあ楽しかった!!!大阪まで飛んだ甲斐があった。

 

 

ありがとうございました。すごく幸せな3時間だった。