好きなんだからしょうがない

ジャニーズの話をするブログ

相葉くんの好きなところ

ここ何カ月か、溜まった雑誌の自炊作業をしている。紙で残しておきたいだの、せっかく買っただの言っていたが、量が多くて部屋を占領し始めた。せっかく電子化するなら管理しやすいように雑誌ごと分けて、検索もできるように…などと思っていたが面倒すぎたため、スキャナで読み込んだまま放置している。ちゃんとやりましょう。

 

その自炊中に、相葉くんの好きなインタビューが出てきた話をする。

 

+act.mini. vol.7 2009年12月号

ドラマ「マイガール」のインタビュー。

 

ーうん、絶対そうだと思う。(中略)この人は人を絶対に不愉快にさせないんだろうなぁって、本気で思ったよ。
「そう…?全然意識してないな。ただね、俺…自分で思うんだけど。あのね、一番いらない感情が”嫉妬”だと思うの
ー素晴らしい。その考えには、いつたどり着いたの?
「どうだろう?わかんない。でも…一番いらないと思うなぁ」
ー嫉妬がモチベーションになることもあるし、そういう人もいるだろうけど…
「俺は全然モチベーションにならない」

 

この記事を読んだとき、衝撃を受けた。嫉妬が一番いらない。私は南キャンの山ちゃん並みに嫉妬心が強い。自分になくて他人にはあるものがうらやましく、ねたんでしまう。嫉妬したくない、と思ったことはあるが「いらない」と思ったことはなかった。いらない感情って捨てていいんだ。

芸能界って嫉妬の渦だと思っていた。商売道具は「自分自身」なわけで、そこで平和主義を発揮したら生き残れないのでは?ガツガツと勝負していく人がメディアに出て活躍しているのでは?そんな風に思っていたが、相葉くんはそうではなかったのだ。

実際、テレビで見ていても「負けず嫌い」なところはあるけど、他人に対してどうこう言っているのは聞かない。相葉くんからは平和な、やさしいエネルギーが放たれているように感じる。それは彼自身が素直に「嫌なこと」を思っていないのではないか。

 

-相葉ちゃんのモチベーションは何?やっぱり、”ドキドキ”とか”楽しい”?
「そう。わかんないけどさ…結局、ご飯食えればいいじゃん。人って。それにどんどん色をつけてるだけだからさ…なんだろうなぁ?楽しみたいわけよ」
-うんうん
「で、結局この先、死ぬことは分かってるしさ、嫉妬してる時間とかさ…そんなの、全然いらないもん。自分はね
-そんな無駄な時間はいらない。
「うん。無駄だし、それがゆえに人間関係が崩れて行くのも嫌だし。「だったら俺はいいや」っていうのを…言えるかな」

何かを読んだときにも同じようなことを言っていた気がする。相葉くんの思考って極端だと思う。行きつく先は。ご飯食べられたらそれでいい。なるほど…。自分は先を見据えたときに死はすごく遠くにあるものだと思っていたので、ここでも相葉くんの考えに驚いた。

人生に自分で色を付けくわえて生きていくなら、嫉妬なんかいらない。揉めるようなこともいらない。すごく、すごく素敵だと思った。いるもの・いらないものを自分で判断して、捨てて、拾って、自分の人生にする。生きるってそういうことの連続。彼はそのときに、嫉妬を捨てたんだ。いらないから、必要がないから、テレビで見ていても「嫌な人」に見えないのだ。

でも相葉雅紀は…その”価値観を変える人”だと思う。その真っ直ぐさで。
「別に、人生ナメてる訳じゃないんだけどね…」
わかるよ。世の中がごちゃごちゃと飾りすぎてるのを知ってるんだよね。もっとシンプルでいいってことをわかってるというか。
「そう!もっとシンプルでいいんだよ。シンプルにいきたいんだよね、俺は」

シンプルにいこう。

もっと単純に物事を考えよう。そう思った。

相葉雅紀という人が、より好きになったインタビュー記事。この先、何度も読み返すだろう。

 

さて、残りの自炊もがんばりましょう…(終わりが見えません)。