好きなんだからしょうがない

ジャニーズの話をするブログ

2019年7~9月の現場まとめ

 

10月になった。現場に行くたびに溜まる録画の消費がつらい。リアタイしてれば見ていられるのに、録画だと思うと見るのが億劫になってくる。ドラマはつい早送りにしてしまう。こればっかりはしょうがない。

今年の夏も楽しい思い出たくさんです。

  

 

 

奇子 

@紀伊國屋ホール

 友達に誘われて、初めてごっちを観てきた。眼帯、いい~。そしてスタイルが良くて声も聴きやすい。えびちゃんはここ数ヶ月、トリッパー(河合) 、BACKBEAT(戸塚)とお世話になっているので、このまま制覇してしまうのでは…と思った。そんなことなかった。

いや~、全員もれなくクズで清々しかった。最初から最後までドロッドロの家族。ひどい家族だ。奇子が歪むのも無理はない。奇子、まじでただの被害者でしかなかった。ずっと一緒だったお涼まで殺されてかわいそう(だけどお涼を足蹴にするごっち、最高だった、あの見下す顔がたまらん)。奇子の艶っぽさ、男が虜になってしまうあの感じ、すごくよかった。仕草とか、喋り方がすっごい”女”だった。当たり前に女の子なんだけど、そうじゃない、”女”が出てた。女の私がドキドキした。赤いワンピース見るたびドキッとしちゃう。そうそう、全員赤の入った衣装だったのも印象的。過去と現在が行き来するけど、特に混乱することもなく観れた。誰も救われなくてスッキリ。あんな終わりが似合う家族だったな。

 ちなみに紀伊国屋ホール、ロビーが狭い。椅子は何個かあるので開演前に話すのも可能だけど、ロビー内で待ち合わせするのには向いてない。

 

エリザベート

@帝国劇場

 ミュージカルって超楽しいなって、こういう何年も上演されてる作品を観るとひしひしと感じる。6月観たときのトートは古川くん、7月は芳雄さん。エリザベートはどちらも花總さん。愛希さんのも観たかったけど、日にちも合わなければチケットもなく断念。こんなに豪華な出演者さん揃ってたら、何回でも観たくなるに決まってる。観れば観るほど、次はどの人に重点を置いて観よう?という気持ちになるの、不思議。

きょもの小さなお顔と、ちょっと怯えたような、自信のなさそうな顔が良かった。トートに侵食されて、闇に堕ちていく顔もすっっっごかった。母への愛情が歪み始めて、絶望に変わっていく瞬間。ゾッとした。きょも、本当にお顔が美しい。あれ、私、顔しか見てない?美しい芳雄さん演じるトートと手をとったとき、ああ、終わりだ、って思ったんだけど、二人がすっごく綺麗だったんだよね。エリザベートは最後まで死に負けるものか、と自分を貫いたけど、ルドルフはそこまでできなかった。もっと愛情を注がれていたら、とか、エリザベートがもっと、とか考えたらキリがないけど、ルドルフには違う生き方ができたはずなのに、って思ってしまう。悲しいね。そういえばフランツ、最初はいいやつだと思ったけどポンコツだったね…。

あとエリザベートゾフィーたちのドレスがたくさんあってどれも可愛かった!パンフ読みながらニヤニヤしちゃった。衣装展示してほし〜い。ちなみにハンガリーの三色のやつが1番好き。

 

帝国劇場大好き。広くて綺麗で、ここにいるだけでお嬢様になったような優雅な気持ちになる。今回初めて帝劇内のカフェでお茶をした。ふかふかの椅子と、美味しいフレーバーティー。帝劇の休憩のトイレ戦争は、いつも怖くて参加しません。

  

SHOWBOY

@シアタークリエ 

この夏の本命です。最高、最高、最高な舞台だった。こんな最高な舞台に出会わせてくれてありがとうふぉ〜ゆ〜。 豪華客船に偶然乗り合わせた4人。交わらないはずの4人が、それぞれの運命を変える−−−!?みたいな話なんだけど、誰が観てもわかりやすくて最高にハッピーになれる舞台なのでマジで再演して。みんな観て。「SHOWBOY ふぉ〜ゆ〜」とかで検索して。最高でしたって書いてる人のブログ読んできて。私の感想は舞台のほんの一部抜粋なので、ちゃんと書いてる人の読んでもらって興味を持ってもらえたら…(他力本願にもほどがある)。

最初から最後までシーンを追って好きなところを書きそうなので、箇条書きに。映像流しながら、一時停止して「ここ!ここが最高」と私の解説をしたい。

 

・裏方と主演ダンサーのちょうどいいテンポ感

・ギャンブラーの歌と仕草と喋り方

・支配人とマフィアの相性の良さ

・見習いに肩を寄せるエンジェルのかわいさ

・4人集合した途端大渋滞起きる

・歌とダンスがとにかく楽しい

 

他にもいっぱいあるけど、特に印象的なのがエンジェルと見習いの「エンターティナー」。辰巳が女の子と踊ってるの、いろんな感情が混じってめちゃくちゃに泣きながら観てた。エンジェルの「どっちがもったいないんだろう。このまま続けて何もなかったら、そっちの方がもったいないよ」と言うセリフがある。2人の夢は、2人にとってもったいないことなのか。そうじゃない。諦めてしまう理由を捨てて、最後に夢に挑む2人の姿はめちゃくちゃかっこよかった。辰巳くんもマジック上手だった。ギターに引き続き、辰巳のポテンシャルの高さには驚かされるばかり。本人が本当に楽しそうにマジックをするので、私は泣きっぱなしでしたよ。

もう一回言うけど見習いくんに肩をあずけるエンジェル、マジで女の子で超かわいかった。気がついたら、私はひなちまに手紙を書いていた。今後もふぉ〜ゆ〜と仲良くしてください(辰にぃ呼びほんっとかわいい)。

 

 

この挨拶、本当にグッとくるし、辰巳っぽいなって思う。舞台って生きてるから、一度として同じ公演がないことが魅力。どう感じて、どういう感想を持つかはその人次第なんだよね。毎日公演をしてくれるあなたたちからもらうパワーはすごいよ。

SHOWBOYはただ楽しいだけじゃない。前に進む、より、前を向く勇気をくれる。そこからどう踏み出すかは、あなた次第!誰が言ったんだ、始めるには遅すぎるって!!あと最初と最後のタキシード、だいっすき。全員もれなくスタイルが最高。

 

 

トムとジェリー 夢よもう一度

@御園座

 絵本を読んでいるような感覚だった。トムとジェリーの絵本。人間は出てこないし、トムもジェリーも喋らない(一応)。正直、どんな感じなのか全く想像できずに観に行ったので面白かった。舞台やるって聞いたときはすごく不安だったから。

幸大くん舞台でははじめましてだったけど*1、とにかくかわいい。くるくるの髪も、ちょこっと出た三つ編みも、ねずみの耳の帽子もかわいい。何より動きがかわいい。ちょこまか動いてトムの邪魔をするジェリー。バカにするようにゲラゲラ笑って逃げていく。いたずらっこジェリー。物語としてよかったかは置いておいて、かわいかったね。いや~これをマツがやるんだと思ったら愛しくてニコニコしてしまう。行けないけど行きたい。誕生日公演おめでとう(フライング)。あと、タイクのいなぴがちょ~すきだった。身長高いなって改めて思った。かっこいい。パンフも全公演通じて同じみたいなので嬉しかったな。テラのタイクも生で見れないし。ありがとうございます。3ヶ月、違う場所で違うキャストでやる舞台もなかなかないのでは。見比べたかったな~。 

 

 

THE BLANK!~近松門左衛門 空白の10年~

@よみうり大手町ホール

観るか観ないか、ギリギリまで迷ったけど観てよかった。ステージの壁?に照明が当たるとキラキラしてキレイだった~。後ろの方から見ていたからなおさら。

文ちゃんも江田ちゃんも袴似合う!どうしても堅苦しい話し方をして、聞きなれない言葉を言うのでわからなくなりそうになるけど、解説付き(?)なので全くわからなくなることはなかった。解説というのは、途中で入る新聞記者と学者の会話のこと。噛み砕いて、振りをつけてくれるので面白い。パンフは読んでいたほうがいい。歴史ものって苦手だったけど、一人の人の話を作品として触れればわかりやすくて楽しい。

江田ちゃんが肩車されたり、馬乗りになったり、運ばれたりするの超かわいかった。江田ちゃんも舞台でははじめましてだったな*2。文ちゃんの声、すっごく聴きやすくてついうっとりしちゃった。声が良く通る。キリリとしていても目がまんまる。文ちゃんの泣きながらの「うん、わかった」がかわいすぎるし、ふざけてダンスしてるのめちゃくちゃすきだった。みんな割と自由にやってて、笑いをこらえきれなくなる文ちゃんがいた。楽しそうでなにより。

 それにしても、大手町駅の範囲が広すぎて迷う。出口まで歩く歩く歩く。前に来たことあるはずなのに全然覚えてない。余裕をもって行動しましょうね。

 

 

ハムレット

@グローブ座

どうしても観たかった、風磨の初舞台。グローブ座、ハムレットハムレットというかシェイクスピアの作品を観るのは今回が初めてで、ちょっと緊張していた。シェイクスピアといったら、SHOCKの二幕のあれしか知らなかったから(シェイクスピアシアターだいすき)。圧巻だった。ぱって見た瞬間は金髪!うわ!風磨いる!と思ったんだけど、佇まいがもう、ハムレットだった。叔父の結婚式にひとり、黒いスーツ姿のハムレット。母に剣を突きつけるハムレット。オフィーリアを罵倒するハムレット(ちょっと怖かった)。どんどん魅入ってしまい、話も結末もわかっていてもどうなる?とワクワクしてしまった。狂気のハムレットはかわいさもありつつ、でも奥底に秘めた闇を感じてゾッとした。復讐のために。自分の心を殺して。すごかった。いや〜私の語彙力のなさもすごい。剣のシーン、とっても良かったね。いっぱい練習したんだろうなあれ。ステージがそもそも回転してる時点で動きづらいはずなのに。ずっと見ていたかったくらい。死ぬその瞬間まで、彼は一つの目的のために生きてた。そんな強さが伝わってきて泣きそうだった。

双眼鏡覗きながら、風磨くん、親指長いね?足の指長いね?って、そんなところばっかり見ていたし、休憩もバタバタだったけど、4時間越え辛くなかったな。ふわふわの椅子、良い。終盤には風磨の足の裏が真っ黒になっていて、毎日このステージで足が黒くなるまで頑張っていることを感じて泣きそうになった。ホレイショーの秋人くんかっこよかったなあ。すぐ真横にいたときはびっくりした。お肌つるつるだった。

 当日券で入ったけど、グローブ座はなんであんなに当日券が出るんだろう。キャンセル待ちも含めたら100人近くいたんじゃないかな。列すごかった。

 

 

THE CIRCUS!-エピソードFINAL-

@新国立劇場 中劇場

 観ていて楽しいCIRCUS!。去年が初見だったので、もう終わりなの寂しかった。今までのを映像ダイジェスト見てたら、前とスーツ違ってたね。今の方が好き。CIRCUS!はアクション!ダンス!で本当にアメコミ映画みたい。最後のカテコまでパフォーマンスが素晴らしかった。自然とフゥー!と声が上がるのっていいね。楽しい。カルロスの白衣姿もすきだけど、やっぱりスーツ!オレンジスーツ好き。主役力を背負って戦ってたカルロス、愛おしい。ウィラちゃんは安定のナディアオタクでかわいかった!動画見よう、ってショボーンの顔するウィラード。その後登場してくる時に「ナディアの動画見てました!」って正直に言うところもかわいい。スタイル良い〜。テラの金髪大好き芸人なので眼福だった。ありがとう。ジェイクとマラソンごっこしてくれて思わずキャーって言っちゃった。また矢田くんと共演してくれるの楽しみにしています、ワクワク。

 

 

100回記念の日に銀テが飛んだ。本人たちはもっと客席にかかると思っていたみたいなんだけど、実際はほとんどステージに降り注いでた。おいおい。屋良っちが銀テをまるめて遠くまで飛ぶように投げてたけど、一ミリも飛ばなかった。そういうところがかわいいって言われちゃうところだよ!テラと田野ちゃんは頭につけて遊んでた。かわいい。

 テラは天然の先輩二人を見て「あ、ブログのネタにしよ」と思ってるんだろうな。かわいい先輩たちだよね。連日の更新ありがとう、てらにっし。

 

Little Woman-若草物語-

@シアタークリエ 

めちゃくちゃよかった~!若草物語って聞いたことあったけど、こういうお話だったのね。四姉妹がかわいくて、一生懸命で、ステージ上で生きてた。衣装もすごくかわいい。四姉妹とお母さんがぎゅ~ってするところ、ずっと見ていられる。林くん演じるローリーが茶目っ気あってニコニコかわくて癒された。「3分間息を止めて(口をふくらませて左右を見る)ぷは~!メダルをもらったことがあるんだ!」えっかわいくない???かわいいよね??メダル自慢するローリーかわいい。池の氷でスケートしてる姿かわいい。周りのお姉さんたち(たぶん宝塚のファン)が「ローリー役の子かわいいし、歌上手だね」って言ってくれてて嬉しかった。外部の舞台でこうやって褒められてると気分いい。林くん、とってもよかったよ~!

エイミーがジョーにやきもち妬いちゃう気持ち、わかるなあ。私も妹なので。おさがりばっかりで、自分は新しいもの買ってもらえない。お姉ちゃんの方が優秀で楽しそう。なんて思っちゃうんだよね。エイミーも、ジョーのことが大好きだからこそのやきもちなんだよね。さすがに小説燃やすのはダメだと思うけど。真っ直ぐ生きるジョーが眩しすぎた。強く生きる。 

 

 

SHOWBOYとCIRCUS!の予定しかなかった3ヶ月なのに、なんだかんだいろんなの観れた。相変わらず舞台の予定を詰め込む強行スケジュールだった*3。ドリボ観たかったな~。観劇するのも移動も慣れたけど、腰が痛くなるのと目がしょぼしょぼしてくるのが困る。対策しなきゃな〜。

残り3ヶ月も現場の予定が入っていてもうすでに楽しい。毎年この時期になるといろいろな手配が遅くなって無駄に金をかけてしまう。年末、何もかも高くてつらい。

 

*1:嵐のコンサートではいつもお世話になっております

*2:嵐のコンサートではいつもお世話になっております(2度目)

*3:マチソワ2日連続をよくやる