好きなんだからしょうがない

ジャニーズの話をするブログ

2020年4〜6月に行くはずだった現場まとめ

 

チケットの払い戻し用紙がたくさん来た。「全公演中止になりました」というメールとともに「申し訳ありません」の言葉が添えられていることにどうしようもなく悔しく、そして悲しい気持ちになった。中止以外の選択が出来ず、進めてきたことがゼロになってしまう。観たかったのに。楽しみにしてたのに。受け入れるしかないこの状況が嫌だ。

5月以降は当選したのにチケットを発券する前に中止が決まったものばかりで、何も形に残らないのが悔しかったので悔しい気持ちを記録しておこうと思う。

 

 

 

 

スマホを落としただけなのに

3月に観劇したので心残りは少ない。でも4月に前列のチケットを持っていたし、今度は内容をわかった上での観劇になるので新たな気づきがあるかもしれないし。友達とも会う約束をしていた。不完全燃焼。

観劇の感想は前回の現場まとめで。

 

ssaaam.hatenablog.com

 

 

 もうがまんできない 

ウーマンリブvol.14『もうがまんできない』| 大人計画 OFFICIAL WEBSITE

 

大人計画の舞台が観たかった。生の阿部サダヲを観たかった〜。本多劇場も行ったことがなかったし、下北沢も初上陸予定だったし。ジャニーズ関係ないけど。面白かったよね、観てないけどわかります。

 

義経冥界歌

 ライブビューイングに救われた公演。これも前回の記事に感想書いてます。どんな形にしろ観れてよかった。でも博多に行くことを楽しみにしていたので、自由になったら博多行って食べ歩きする。

 

Sexy Zone POP×STEP!? TOUR 2020

アルバム曲が最高だったので、演出はどうなるか、衣装はこういう感じだろうか、とかめちゃくちゃ考えて楽しみにしてた。勝手に頭の中で振り付けしたりとか、カメラで抜かれる瞬間はここのパートとか。4人からのメッセージを観て余計に会いたくなっちゃって勝手に苦しくなった。みんな同じような気持ちだよね。寂しいし悔しい。動画送ってくれてありがとう。

グッズは買った。ストロー、デザインが素敵だったので買いました。使い捨てないって大事だね。現場でみんなあのストローで飲み物飲んでたらおしゃれじゃん。パンフ読むの楽しみ。

 

Forever Plaid

地元に来るのを知ってチケを取った。再演が繰り返されている作品はやっぱり面白いだろうし、気になっていた。あの赤チェックの衣装かわいい。「また4人で集まれたね」と言ってる記事を読んで胸がぎゅってなった。いつか歌声が聞けますように。 

 

THE BOY FROM OZ

テラの役を見てこれは観なくては!と思った作品。初演から15年、今回で4度目の再演。素敵な作品であることが約束されているようなもの。愛されてる作品でなければ、再演は難しいと思うので。外部舞台がどんどん決まって、俳優・寺西拓人として知名度が出てきてたのを実感して嬉しかった。テラがFNSで君嘘*1の役者の一人として出たとき、本当にかっこいいと思ったもん。また新しいテラを観れるの、ワクワクしてた。

坂本くんを前に観た時もシアターオーブだった。TOPHAT。2階最前だったんだけどすごく距離があるように感じた記憶がある。渋谷だし、会場自体は導線も悪くあまり好きではないけど、綺麗で解放感があるところは好き。

 

Travis Japan LIVE 2020 ENTER 1234567

念願のトラジャ単独。 虎者のときにニ幕で観たパフォーマンスを120%、コンサートという形で7人を観れるのが嬉しかった。素顔のドキュメントで、7人それぞれの思いを見たから余計にその気持ちが強かった。やっぱりアイドルが好きなので、キラキラの衣装着て、笑顔で、楽しそうに歌って踊る姿が見たい。それが私の幸せだし、気持ちを最高に高めてくれる。あーあ、悔しいなあ。グッズのロンT着てペンラぶん回したかったな~。

 

母を逃がす

母を逃がす | Bunkamura

瀬戸康史さんが観たくてチケ取った。松尾さん作でノゾエさん演出、面白いでしょうこれは。今HP見たらカラフルでかわいいし、お話も面白そうだし、いや~観たい!ワクワクする。

シアターコクーンも行ってみたかった劇場のひとつ。渋谷の時点でちょっと嫌だけど、行かないことには良いも悪いもわからないしね。

 

Only1,Not No.1

梅棒とのコラボ。厨房男子に出ていた楢木さんが繋ぎ合わせてくれた縁だと思っていて、これもまた楽しくなる予感しかなかった。昨年のクリエの夏。SHOWBOYがあまりにも最高だったから。今年もクリエで会えるんだって、また名古屋にも行くんだって楽しみだった。

毎月誰かしらが舞台に立っていた日々だったので、こんなにもふぉ~ゆ~に会えない時期が来るなんて思わなかった。本当につらかった。今はLINEに救われていて、毎日4人からのメッセージが楽しみ。ふぉゆちゃれ、ファンのみんなのセンスの良さも好き。興味のある方はLINEでふぉ~ゆ~とお友達になってね。

 

NEWS LIVE TOUR 2020 STORY 

Nから始まり、今回がラストの「S」。初めはこんな大がかりなツアーになると思っていなかった。 やっとたどり着いた「S」。アルバムは、ファンと作り上げた作品になっていて感動した。初めて一回順番に聴いたときはちょっと泣いた。今回はアリーナもドームもあるから演出はどう変わるかとか、散りばめられているであろう小ネタとか、ひとつひとつ逃さないようにしたかった。どんな形だったんだろう、「S」は。

今はとりあえず、WORLDISTAの円盤が欲しいかな…しばらく先かな〜。

 

ヘアスプレー 

公演が決まったその日から楽しみだったヘアスプレー。どうにかチケットが取れたときは嬉しかった。映画は公演が決まってから観たんだけど、面白くてテンションが上がりすぎて、翌日ぐっすり気持ちよく寝たら寝坊した。歌もダンスも楽しくて、トレイシーがかわいくて、一緒に踊り出したくなる。たぶんボロボロに泣きながら最高!ってスタオベしてたと思う。

 

 

 

舞台が通常通りの満員の客席で、何もなく開演できる日はものすごく遠いのかもしれない。この状況では限られたことしかできない。現実は厳しい。それでも今、いろんな方法で舞台を、気持ちを、エンタメを届けようとしてくれている人たちがいる。リアルタイムで、生で、この目で、肌で感じる舞台やコンサートとはまた違う形で。

現在配信されたいるジャニーズのハッピーライブもそうだし、VRでの配信もそうだ。少しずつ受け入れて、できることを続けていく。そうしたらまた、劇場で笑ってみんなに会えるかもしれない。そう思っていないとつらい。

 

払い戻したチケット代と使うはずだった交通費は、次舞台を観るときまで貯金しよう。臨時収入だ。今の時間は、これまでチケットと交通にこれだけお金をかけていたんだと、ちょっと反省する時間でもある。まあ、また懲りずに私はエンタメにお金を使うんでしょうけど。

*1:ミュージカル「四月は君の嘘

ジャニーズカラオケ企画選手権

 

カラオケが好きだ。歌は決して上手ではないけど、歌うのって楽しい。特に好きな曲を歌うのは最高に気持ちいい。好きな曲はジャニーズの曲。普通に歌っても楽しいけど、歌いたい曲はたくさんあるし、何を歌うか迷う時もあるし、ただ歌うだけじゃつまらない。楽しくそんな時にやった、私と幼なじみの友人(以下彼女)と2人で実際にやったジャニーズカラオケの記録を書こうと思う。いろいろ試行錯誤して面白く楽しく企画してカラオケをしている。

ちなみに私は嵐・ KinKi Kidsがメインで彼女はNEWS・ジャニーズWESTがメイン。お互い割となんでも聴くしなんでも歌う。

 

 

 

①シーズン別

春夏秋冬、それぞれの季節のイメージの曲を選んで歌う。

これが一番シンプルでやりやすい。それぞれの季節でやったけど、セトリとして残していなかったので今度はちゃんと残しておこう。事前に夏だったら夏曲セトリを個人的に作っておくと歌いやすい。基本的に自分が夏っぽいと思ったら夏曲なので、基準は曖昧でゆるゆるである。結構曲はたくさん出てくるし歌える。お互い出てこなくなるまでやれた(はず)。これはシンプルでいいんだけれど、秋曲、全然ない問題がある。夏と冬は季節感がわかりやすいし、春も割とあるんだけど、秋って難しい。秋といえばこの曲でしょ!というのが圧倒的に少ない。ちなみに夏曲は彼女が、冬曲は私の方が多く選曲した。推してるグループが違うことがこういうところで出てくる。冬はKinKi Kidsが圧倒的に強い。そういうのも楽しさの一つ。

 

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彼女が作ってくれたセトリ

これは「夏の夜と星」がテーマの時のセットリスト。キラキラ感があっていいね。夏の終わりに夜空を眺めながら聴きたい。次回は秋と愛って書いてるけどやってません!でも愛とかLOVEとかが曲名に入ってるの多いから楽しそう〜。やりた〜い。

 

 

②しりとり

ジャニーズの曲のタイトルでしりとり。「ん」がついたらダメ。

ただしりとりをするだけだけど、結構考えるし続けようと思えば延々と出来そうなのがこれ。ちなみに始めの文字は適当に決めた(どうやって決めたか覚えていない)。(※追記 iPhone全曲シャッフルして出た曲のお尻の文字で決めていたらしい。彼女が教えてくれました)これの問題は「る」で始まる曲なさすぎ問題「あ」で終わる曲なさすぎ問題がある。「あ」で始まる曲は山ほどあるのに、「あ」で終わらなすぎる。全然「あ」の曲が歌えない。割と「る」で終わるのに「る」から始まる曲がなさすぎて歌えないというのもあった。本当に全然ないんだけど、知らないだけなのか。好き勝手に選曲すると相手を苦しめるので、一応「す、とち、どっちがいい?」と確認しながらやっていた。あくまでも続けようとすることが楽しむコツだと思う。

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つなぐ→Greedier の流れが同じだった

メモ用紙に殴り書きしているのがバレる。2枚目の方は「る」で終わる曲は「あ」にしてもよし、というルールを加えた。グッと歌いやすくなった。I'll be there(嵐)は「あ」で始まって「あ」で終わる曲だと気付いたけど、前提として前の曲が「あ」で終わらないと歌えないので、あまり使えそうになかった…。なかなか頭を使う。「ん」で終わってもしりとりとして成立しないし。これは何回やっても違う結果になって楽しい。

 

  

③ユニット・テーマくじ

歌うグループのくじを引いたあと、テーマのくじを引いてそれに合った曲を歌う。

くじは彼女が作ってくれた。ちなみにグループが2つ書いてあるのは、私と彼女で推してるグループが違うので、お互いが歌えるようになっている。共通して歌えるものはそのまま。

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細部に愛があるくじ

例えば引いたのがこれだったら、

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嵐のSexyといえば

はい、私は大好きな久保田洋司さん作詞のテ・アゲロを選びました。テッパンだよね!セクシーだもんやっぱり。腰つきが。

こんな感じでくじを引いて曲を選んでいく。これもあくまでも個人的な解釈で選んでいるので、この曲はテーマに沿っていないのでアウトとかいうことはない。大体「わかる〜!」って言う。テーマが割とふわっとしているので結構歌えるし、ジャニーズ楽曲はこれに分類ができる。ソロの厨二曲で思い当たるものがありませんか?ありますね。そうやって曲を選んでいく。これも今度やった時はセトリを残しておこう。

 

 

④カラーイメージ

色のくじを引いて、引いた色のイメージの曲を歌う。

これも、あくまでも自分が思うその曲と色のイメージなので、その色じゃなくない?と思っても本人がそう思うんだから良し。この時は彼女が記入する用紙を作ってくれた。ちゃんと選んだ理由を記入するところもあるので完璧。

この時は全然黄色が引けなかった思い出がある…。

 

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箱に入れたくじを引いて理由を書き込む

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選曲の理由もそれぞれで楽しい

茶色=チョコの時もあれば、カレーの時もあり、衣装の色の時もある。BLUEみたいに色と曲名がそのままマッチングするのも面白い。個人的には緑を山手線の色として山手線内回りを歌った彼女のセンスが好き。何をイメージするかで選ぶ曲が変わる。

ちなみに色は赤、ピンク、紫、青、緑、黄色、オレンジ、茶色、黒、白の10色+なんでもあり。

 

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くじ用カラー見本

  

 

解釈が自由でゆるゆるなので、これもずっと出来そう。

 

 

⑤50音ガチャ

ランダムで出た文字が頭文字のジャニーズ楽曲で歌い、50音表を埋める。

これがまあ大変だったんだけど、できたのでよかった。そもそも2人でやっているのでお互い負担が大きい。くじ引き?のアプリを使って文字をランダムに出していってやりました。これも彼女が表を作ってくれた。

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「む」と「も」が逆になっているけど埋まった50音ガチャ

 でもこれ埋まると超気持ちいい。やりきった感がすごい。なんとなく歌う曲は決めてくるけど、その時の気分でやっぱりこれ歌おう!と変わるので、今やったら全く違う結果になりそう。「る」を引いたのは彼女の方。私は「あ」を勝ち取った。今までと違って一曲しか選べないので選曲が慎重になる。それがまた楽しい。

 

 

 

 こんな感じでジャニーズ楽曲を楽しく歌っている。これを読んでやってみたいと思ってくれた方がいたら是非やってほしいし、結果が知りたい。推してるグループ、参加する人数、企画で結果は全然違うと思うので、それを見てみたい(何度も言うけど、いつも2人でやっているので)。報告待っています。

この他にもまだまだやりたい企画がたくさんあるので、早くカラオケに行けるようになるといいな〜!何事もなくなったらみんなで楽しくジャニーズの曲歌おうね!!!(大声)

  

2020年1〜3月の現場まとめ

 

2020年も観劇祭りになる予定が、そうもできなさそう。公演の中止・延期の連絡が止まらない。手元にあるチケット、半券切らずにそのままだし。まだ発券すらしていないチケットもあるし。行きたいなー観たいなーって思ってたの山ほどあるのに。

 

 

 

阿呆浪士

新国立劇場 中劇場

予習をしないで観に行ったのでどんな感じなんだろうってワクワクしながら行ったけど、大正解だった。楽しくて笑えて、感動した。

戸塚さん演じる八はひょうきんで、おバカで女好きで、愉快な人。戸塚さん、はちまきがよく似合う。お直ちゃんの前で目をキラキラさせて口説いてる八、しつこいんだけど、観てるうちにだんだん愛おしく見えてくるので不思議。八の力かな。とにかく何も考えてなくてノリで生きるまさに「阿呆」。赤穂浪士だって嘘ついた時もその場のノリ。憎めない愛されキャラ。スカピンが考えた作戦に乗っかって言う、はっつぁん(八)の「ウン!」、良かった〜!めちゃくちゃ元気出る。あの何も考えないでスカピンの言うことに従うはっつぁん、素直でいい子だね。スカピンの秋人くんも安定のかっこよさでした。すきです。八が本当は赤穂浪士じゃないってみんなわかっていた。仇討ちする義理なんてないのに、逃げられたはずなのに結局は行っちゃった。八はかっこよかった。しんしんと降る雪が儚さをより際立てていて胸がギュッとなった。こんなに感動させられるなんて思わなかった。

貞四郎も阿呆だったね。八たちのおふざけに「助太刀する!」って言っちゃうようなクソ真面目で、武士以外の生き方を知らない。本当に駆け落ちしちゃうなんて、嘘でしょ〜それ絶対罠だよ〜って呆れていたら本当に喜多川と暮らしててびっくりした。そして背中で語る貞四郎に苦しくなった。泣かせにきてる。どうしたら彼は幸せになれたんだろう。喜多川と出会わずずっと武士でいればよかった?でもそれも、きっと幸せじゃないよね。喜多川に出会って愛を知ったのに。難しいな~。あとあと、貞四郎が野菜配るとき、福ちゃん節が出ていて面白かった。お客さんに話かけるの慣れすぎ。貞さんずっと堅苦しかったからいつもの福ちゃんって感じがした。まだENTA!2のおふざけ福ちゃんが頭の中にいたからなおさら。ぽっくりしたカボチャ。「いまいきまーす」の言い方かわいい。

 

新国立劇場は椅子が苦手だし新宿だし、行くの嫌だと思ってしまう。でも劇場綺麗だからなんだかんだテンション上がるよね〜。終演後腰痛くなるけど。

 

罪のない嘘

@ヒューリックホール東京

年明け一発目の辰巳くん。初めてのヒューリックホール。ロビーいっぱいのお花と、老若男女問わずたくさんの人がいたのが印象的だった。

娘にとっていい父でありたくて、見栄を張ってもうすでに他人の家なのに自分の家かのように振る舞う鏑木。初めはうまくいっていたのに、娘に、家主に、不動産屋に、どんどん嘘を重ねてしまい、その嘘がさらに嘘を呼び込んでいく。人がひっきりなしに出てくるのでもうてんやわんや。ドタバタコメディ。アドリブ含め、とにかくテンポよく話が進んでいくので面白かった。そう、お話は面白かったんだけど、私はそもそも不法侵入だと思ってしまいダメだった。コメディだってわかってても窃盗してるし盗み聞きしたり、鍵を返さなかったりっていけないことじゃん。まあ全部そういうお話なので。そういうことだから、そこを気にするのはおかしいんだけどね…。

あと演出に不安を抱きながらの観劇で、正直舞台にいい印象を持てなかったのも事実。もうお願いだから関わらないでほしい。でも辰巳くんは相変わらずかっこよくてだいすきだった(いつものこと)。スーツ姿麗しくてニコニコ笑う顔が愛しくて、私の婚約者になってくれ!と思いながら観ていた。ありがとうございます。最後の挨拶でもいつも通り客席全部見てお手振りするので素敵だなって思った。

ヒューリックホール、まず入り口がわからなくてさまよったのでもう行きたくない。次入るときも迷う気がする。メンズ側ってどっちやねん。帰る時はエレベーターに乗れずエスカレーターをひたすら下り…あ、でも椅子がふかふかで気持ちよかった。さすが元映画館。

 

グッドバイ

@シアタークリエ

ジャニーズ関連ではないけど、気になっていた公演のひとつ。これまた嘘をつく話で(嘘つく舞台ばっか観てるじゃん)、主人公の田島が何人もいる愛人を切っていくために、美女を妻だと偽り別れを告げていく。あらすじのここだけで最低すぎる。そもそも愛人がいるって時点でアウトなのに、愛人を切って妻のもとに帰ろうって発想が浅はかでバカだと思う。田島が愛人と「グッドバイ」している中、妻から「グッドバイ」されてしまう。妻が一緒にいた相手は田島の先輩という、ドロドロの展開。ボロボロになった田島は追い剥ぎにあい、意識を失う…までが一幕。二幕から怒涛の展開でこれが最高に気持ち良くて、自然にスタオベした。

ソニンが演じるキヌ子が最高!担ぎ屋の時はボロボロの格好で大股開いてご飯をがっつくような人なのに、黙れば美人で、次々と愛人たちが負けたと言わんばかりに「グッドバイ」とさよならを告げてくる。キヌ子は仕事なので何かにつけて田島からお金をぶんどっていくんだけど、だんだんキヌ子の気持ちが変わっていくのがわかる。なんだかんだ、キヌ子は優しくていい人なの。田島は本当にアホでバカなんだけどかっこいいし、まあなんていったっって藤木直人さんなんだから120%かっこいいんですけど。モテちゃうからって愛人をたくさんこしらえて、ひとりでどうしようもなくなっちゃうバカ。ちゃんと反省して。財力とかっこよさだけで許されてきたんだろうなこの人。

愛人たちが集合する時が一番面白かったかな。掛け合いがすごい。やいやい騒いだり、しんみりしたり、喧嘩が始まればもう収拾がつかなくて。この人たちもおバカで笑える。なんだかんだ仲良し。あと入野自由さん演じた清川。素直すぎて腹が立つ。途中の大暴れ(と表現していいのか)が最高だった。思わず会場から拍手が出るくらいの清川ワールド。本当にやかましい。あのシーン毎回やってるの絶対疲れるやつだよ。すごい!

余談だけど藤木さんと生瀬さんが目の前に座った時は心臓バクバクだった。今後あんな近さで見れることないんだろうなって思ったので、ちゃんと目に焼き付けた。クリエの1列目、自担の現場だったらもう暴れちゃうな。だってまず入ってから脳内で SHOWBOYを再生したもんね。このあたりでこの人がここに来て…と想像して幸せな気持ちになった。それと同時に、こんなに近くで観てたらエンジェルで全然見えないのでは?とか考えてた。ギャンブラー寝っ転がってくるところやばい。近すぎても、近いことで頭がいっぱいで何も覚えてないことあるよね。まあ観たのはSHOW BOYじゃないので。今回は2階のセットがいい具合に見えなくて困ったので、1列目も良し悪しだよね。

 

ヘンリー八世

彩の国さいたま芸術劇場

シェイクスピアハムレットぶり。やっぱり台詞の言い回しが難しい。あんまり深く考えずに役者さんに委ねていると、自然と話の流れが入ってくるので、考えすぎはよくないことを学んだ。あとちゃんとパンフを読んであらすじと展開を頭に入れておくだけでも頭のハテナマークが消える。役者さんが上手なので、聞き取りやすくて助かった〜。まだまだシェイクスピアに関して勉強が足りない。

ウルジー、やってくれたな!何してんだ!って感情移入しまくりで鋼太郎さんのウルジーにめっちゃキレた。何も悪くないバッキンガム伯爵をあんな目に遭わせたり、離婚問題の時も裏でコソコソしてたり最低なんだけど、言ってることに妙に説得力があってちょっと傾きそうになる。これがお前のやり方か!人間ってこうやってズルをして、媚び売って、のしあがっていくんだよな。ウルジーの場合やりすぎだけどね。みんな何かしらを犠牲にして生きてたりするから。あーでも、キャサリンのことを思うと本当に腹が立つ。彼女が最期に椅子の上で苦しんでるのを観ながらポロポロ泣いていた。彼女の言葉には強い気持ちがこもってて、ウルジーに対してよく思っていないことも、王のことを考えていたことも、全部伝わってきた。阿部寛さんはもう立ってるだけですごい威圧感!王!すごく強くて、威厳があって、周りの人たちも萎縮しちゃうような王だけど、人間なんだなって感じられる場面もあった。信用していたウルジーが実は裏切り者だった時は、やっぱりショックだったんだろうな〜。強い人は逆に弱い面を人に見せないだけで、本当はつらくても嫌でもなんでも、悟られないようにするよね。個人的に最後の衣装がツボだった。あとダチョウ倶楽部ごっこかわいかった。クランマーに腕ブンブンされて痛がってるところも笑えた。腕とれちゃう。真面目なシーンが多かったけど、こういう時はみんな割とお茶目。旗配られたときはなにこれお土産?って思ってたら私たちが使うやつだった。ずっと振ってたら「今はまだ振るときじゃないから!」って言われた。私たちも舞台の演出をしてる感じ、すごくすき。参加させてもらった気分。

そして金子大地くん、かっこよかった~~~。クランマーは素直でまっすぐで、忠誠心が強くて、王が信頼するのもわかる。嫌味がない。町人たちに囲まれてもみくちゃにされてる時、かわいかった〜。通路を歩いてきたとき近くでお顔拝見して、なんてかっこいいんだろうって、なんとも言えない気持ちになった。胸の奥がギュッとして、大地くんしか見えなくなって。真剣な顔に見惚れたのかな。ときめき。白状しますが正直めちゃくちゃ贔屓目で観ていたので、頭の中大地くんでいっぱいで、大地くんばっかり観てました。かっこいいしか言えないわけです。初舞台お疲れさまでした。

 

義経冥界歌

@ライブビューイング

残念ながら観劇が叶わなかったものの、ライビュで観ることができた。本当は博多座に行く予定で、飛行機久しぶりだな〜とか何食べようかな〜とか考えていたんだけど、まさかこんなことになるなんて、チケット取った時は思わなかったよね。

絶対面白い!って確信があったけど、大正解だった。めちゃくちゃ面白かった!猪出てきた時本当に笑った。みんな裏の顔があったし、それがどんどんいろんな方向に向かってピンチになっちゃう。笑える場面も多くて、観ていて楽しくてワクワクする舞台だった。あー生で観たかった!けどライビュしてくれてありがとう!!!

まず斗真くん、かっこよすぎ(いつものこと)。白塗りになってもかっこいい。顔がいい。すごくない?あんな真っ白なのに、斗真くんってわかるしかっこいいこともわかる。斗真くんが演じた源九郎、素直で人を疑うことを知らないおバカだった。ニコニコ笑う顔がかわいい。私がパパだったらなんでも許しちゃう。義経って名前カッコイイ〜!ってウキウキしながら何も考えず突っ走ってしまう。そこが短所なんだけど、最大の長所。海尊たち本当、コロコロ立場替えやがってなんなんだ全く!斗真くんの弟の優馬もしっかり頑張ってた。どうしても中山優馬というフィルターを通して見てしまうんだけど、SHOCKよりしっくりきた。どうしようもなくダメなお兄ちゃんと父母に振り回される次郎、よく頑張ったよお前は〜。次郎も良くも悪くも素直で、影響されやすい子だったね。黄泉津の方のりょう、超似合ってた。美しくて怖かった。静歌が怖がるのわかる。静歌を演じた藤原さくらさん。当たり前だけど歌上手で、綺麗で、画面越しといえ聴き入ってしまった。素敵な声だな〜。みんなちょこちょこ最低だ!って思う場面があったけど、静歌に関してはなかった。いい子。源九郎はいいように使われて、裏切られて死んでしまったのに、死んだあともめちゃくちゃ元気で笑った。むしろパパに会えてノリノリじゃん。最初死んじゃったときに嘘でしょ?終わり!?って思ったけど、よく考えたら舞台に「冥界」入ってるじゃん。一幕が終わるだけで話は終わらなくていいじゃんね。冥界の人たちが暴れ出した時はドキドキした。無敵!ってやってる時は笑えたのにどんどん恐怖になっていった。いつの間にか舞台の世界に引き込まれて、そこに自分もいるような気分になってた。

たらればだけど去年の公演も観ていたら印象も感想も変わったのかも。あと生で観てたら。カメラごしでもキャストの方達が楽しそうに演じている、という風にみえてたので楽しかった。単純に出演者が多い舞台ってなんか楽しそうなんだよね。劇団☆新感線の他の公演も観たいな~と思った。グッズ買います。とりあえずパンフ1部下さい。 

 

悪魔の毒毒モンスター

@よみうり大手町ホール

DAYZEROを観ていないので、福ちゃん主演は初めて。悪魔の毒毒モンスターって口に出して言いたいくらい語呂がいいよね。

気弱なメルビンも、モンスターになっちゃった後も、どっちもよかった。福ちゃんの綺麗な顔が隠されちゃうのは惜しかったけど、あの被り物をして出てくると自然とかわいいって思っちゃう。不思議。今回はミュージカルだから歌がいっぱいで楽しかった。歌に自信がないって言ってたけど、ちゃんと歌えてたし、聴くたびに上手になっていると思う。 林くんはいつも通り上手。私はメルビンがモンスターになって最初に暴れるときと、サラのオプラの歌がすきだった!曲調全体的にすきだった。あと最低なブラックジョークが気持ちよかった。冒頭に「これはジョークですから!」って言ってたけど、ジョークがすぎるくらい言ってた。それっていいの?言っても大丈夫なやつ?とか思ったけど「言わなきゃ面白くない」、だったな。BACKBEATの時と同じ感じ。そもそもこの舞台、出演者は5人という少なさなのに出てくる人が多すぎる。ちなみに私はシャニークワとサル巡査がすきだった。林くん、童顔だしかわいいお顔なので女装してもかわいかった。ダイアン。裁判官のような冷たい視線、イイ。宮原さんと林くんのおかげでこの舞台はすごく観やすくて楽しいものになっている。2人がたくさんいろんなことしてくれてるおかげで、たくさん笑った。サラもちょっとヤバさがあって、でもかわいくてよかった。最後に助けに来たときの格好際どくて本当に「すごい格好」だった。セクシー!パジャマ姿もかわいい。目が見えないだけで、サラもただの女の子だよなあって思うことが結構あって。でも見えないからできないこともあるし。メルビンのこと、ちゃんと向き合っていてえらい。サラちゃん幸せになってね。そしてなんといっても霧矢さん!霧矢さんの着替えのスピードが半端じゃないし、一人二役状態で出てきた時はすごかった。そもそもお母さんと市長じゃ声が違うように聴こえるのがすごい。本当に霧矢さんひとりで演っていたんだろうか。分身したりしてない? 本当にすごかった。自然と起こる拍手にどうも!って応える霧矢さん、かっこよくて惚れちゃう。

いや~メルビンは福ちゃんにハマり役だったと思う!とても面白かった。初日がズレたり公演が途中で終わってしまったことは悔しいけど、何かしらの形でみんなにこの舞台が届いたらいいなあ。あと大手町、相変わらずビル多すぎ。駅広すぎ。

 

スマホを落としただけなのに

@サザンシアター

舞台用になっていて映画とは違う、とのことだったので予習せずに観に行った。タイトルが同じの映画の公開時期と被っていて、タグで検索すると映画ばかり引っかかったので困った…。

直前に辰巳くんが髪を切って最高のビジュアルになったので、眼福とはこのことだと噛み締めてた。 黒髪パーマ久しぶりで単純にテンション上がった。素晴らしい!そしてスーツに黒タートルにパーカー、衣装のチョイスが完璧。最高にかっこいい。黒タートルのパーマの辰巳くん、遠目で見たら佐藤健だったよ(偏見)。今回の役は初めてのタイプ。淡々と話すのでちょっと棒読みにも聞こえるし、感情がこもっていないし、難しかったんじゃないかな。観ている側がそうなのかな?って思ったからちゃんと伝わっています。でも私はこの舞台のMVPは文ちゃんだと思う。文ちゃんの狂気ぶりがすごかった。何考えているのかわからなくて、掴みどころがなくて飄々としている。本当に「気持ちが悪い人」だった。あれ演じるのすごくない?毎公演、本当にすごい。犯人がいかいおかしくて、変で、どれだけの罪を犯しているか。犯人が弱い印象だったらこの話自体面白くないだろう。悪役がちゃんと悪役であるからこそ、ヒーローは輝くわけで。加賀谷は事件より文ちゃん自身に興味が出たんだろうし、ハチバン(文ちゃん)もそうだったんだろうな。この2人だけの会話だったら、どうなっていたんだろう。ただの犯人と刑事ではなくて面白かった。文ちゃん見てて、ちょっとだけまさに世界の終わりの内くんを思い出した。まあカテコで誰より笑顔だったの文ちゃんだけど。話に関係ないけど文ちゃんの押し倒し方よかった~。普通に男の人だ!と思ってドキドキした。

あの真っ白な空間、ちょっと気味が悪いんだよね。白すぎて。扉も壁と同化してほとんど見えないから、取り調べの椅子と机だけが真ん中にポツンとある。変な感じがするのも演出なのかも。ああ、もう一回辰巳くんに焦点を当てて考えながら観たかったな~。終わり方も意外でそうくるかと思った。ドキドキハラハラした。腑に落ちない、という気持ちもありつつ、あれでよかったのかも、とも思う。

サザンシアターは比較的見やすい。ロビーはやっぱり狭い。しかし新宿だし、上まで行かなきゃいけないのがネック。私はいまだに新宿ダンジョンを攻略できない。

 

SUPER HANDSOME LIVE「JUMP↑with YOU」

@ディレイビューイング

またまたジャニーズではない。なんでハンサムのディレイビューイングに行っているかは聞かないでほしいけど、ハンサムがすごくよかった話は聞いてほしい。本当に楽しかった!曲全然知らないまま行ったのに体が勝手に動く。なんか聞いたことある気がする!みたいなノリで聴いてた。最後の挨拶の時なんて涙止まらなくて、知らない人たちばっかりの公演とは思えなかった。新たに推しを増やしてしまった。いろんな気持ちは書くほど溢れてしまうのでここでは最高だったことだけを残したいと思う。

ビューイングだったので声を出すな、ペンラを振るな、って映画を観てる時は当たり前のことなんだけど、私が今観てるのはライブ。きゃーって言いたい時に言えないし、ペンラは振れないし、もうハンカチを握り締めて泣くしかなかった。我慢するのつらかった。ひたすらじっとして大泣きです。見れてよかった〜。とりあえずアルバム買いました。

 

 

何もなかったらここにあと2,3公演感想書けてたのにな〜って、悔しい気持ちになる。それよりもみんなの健康が一番だから、悲しくても悔しくてもどうしようもなくても、この選択をして「良かったね」と言える未来が来ればいいな。みんなが笑顔でまた会いに行けますように!

次回の現場まとめはなさそうなので、現場以外の内容でブログ更新したい。ふぉゆ現場大賞とか。